今井康雄氏講演会

2016年12月18日に『精神医療国家賠償請求訴訟研究会』(以下、『国賠』)としては初めての講演会を開くことができました、講演の主催をするにあたりましては『立川市』のホームレス支援をなされている「さんきゅうハウス」様にご協力をいただきました。一同、誠に感謝をいたしております。
さて、今回の講演の中身ですが同市の「女性センター アイム』において講師を今井康雄氏にお引き受けをいただきまして『プロバガンダのメカニズムを解剖するー映画「ヒトラー青年クヴェックス」を観ながらー』という題目でご講演を頂戴いたしました。
今井氏を少しだけご紹介をさせていただきますと東京大学名誉教授で、日本女子大学教授などでご活躍をされております。またご専門は『教育哲学』・『教育思想史』だそうです。

昨夏には『相模原』の「津久井やまゆり園」で非常に痛ましい事件が起きてしまいました、今回は『ナチスドイツ』がいかに国民を戦争体制に巻き込んでいったのかというプロバガンダのプロセスをご紹介をいただきました、それはあらためて私たちがその時代の『ドイツ』にあったような優性思想になってしまってはならないということを振り返らせていただく機会となった貴重な講演だったと思っております、あらためましてご講演をしていただいた今井様には厚く感謝を申し上げます、 せっかくのこの講演会には参加者は約20名と残念ながら寂しい数字でした、むろんこういった企画は数字ではないとは自分も思っております、実際に今回の収支はマイナスにはなりませんでしたので私たちも安心をいたしております、ただ今後の私たちの『国賠』の活動を盛り立てていくには不十分な数字としての評価だったと自分は思っております、しかしこれからの私たちの『国賠』をどういう風に進めていけばベターであるのかという課題を残してくれた場になったような気がいたしております、『精神医療』というもので痛い思いをされていらっしゃる方はたくさんいるはずですから…、 最後に、お忙しいところ本講演会に参加をしてくださった方々、『事務局長』の東谷さんを始め裏で動いてくださった会員方々、お疲れ様でございました、
(S)

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