第6回口頭弁論開廷
東京地裁103号法廷の傍聴席には37名、原告・弁護団を合わせると42名の方に参加していただきました。
裁判自体は、書面の確認と次回期日の調整で、ものの5分程度で終わりました。
その後、参加者はタクシーに分乗して、新橋会議室に向かいました。
報告会の会場参加者は36名、Zoom参加は17名、計53名の方に参加していただきました。
今回の裁判では、被告側から「準備書面(4)」が提出され、国側の反論が展開されました。
立法及び厚生大臣の不作為を問う原告に対して、被告国は「作為義務は認められない」と法律論で退けようとしています。
報告会では「自由入院の存在」「強制入院の手続き」「医師の裁量権」「憲法との関係」「杜撰なカルテ記載」「隔離拘束等の実情」「患者の院内使役」等々、
多くの質疑討論・意見交換が1時間半にわたってなされました。
次回裁判期日は、5月16日(月)10時~と定められました。
被告国側の反論に対して、今度は原告弁護団側からの再反論が展開されることになります。
今回、新しい裁判長に交替しましたが、多くの人がこの裁判の行方を注目していることを示していく必要があります。
ご都合の付く方は、ぜひご予定に組み入れていただき、傍聴行動への参加を宜しくお願いします。