第14回口頭弁論開廷

12月5日、第14回口頭弁論が行われました。法廷の傍聴席には約43名、報告会には49名(会場37名+Zoom12名)の方に参加していただきました。

今回の裁判では、原告弁護団側から証人尋問の申請がなされました。
・伊藤時男さん(原告)・精神科医・日本障害者協議会代表・憲法学者の4名の方の証人を申請しました。

被告国側からは、意見陳述書も提出されており不要、との見解が示されました。
裁判官は、次回原告の証人尋問のみ認め、その他の方は必要が認められれば検討すると判断しました。
この結果、次回は原告の伊藤時男さんを証人に、弁護団から1時間の主尋問、被告国側から20分の反対尋問が行われることになりました。

閉廷後に行われた裁判報告会では、今後の裁判の見通しについて、結審に向かいつつある現状が確認されました。

本裁判の結果が、仮に原告側の勝訴となれば、被告国側は控訴するでしょう。
仮に原告側の敗訴となった場合には、どのようにするかが問われます。原告の時男さんからは「できるところまでやる」との決意が示され、参加者から拍手がわきました。

本裁判も最後の山場を迎え、結審に向かおうとしています。ぜひ次回口頭弁論にお集まりください。

第15回口頭弁論
2024年2月27日(火)15時開廷 東京地方裁判所103号法廷

会員・支援者は14時半までに裁判所ロビーに集合し、若干のミーティングを行った後に入廷します。
裁判閉廷後は、近くの貸会議室に移動し17時頃より裁判報告会を行います。
会場に来られない人向けには、Zoomでのオンライン中継も行います(当会会員のみ)。

第15回口頭弁論用チラシを作っていただきました。ご活用願います。

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