第78回精神保健シンポジウム・上映 施政権返還50年ー未来への回想~国による隔離政策を考える~


イベント詳細

このイベントは 18 7月 2022 から 18 7月 2022 まで開催しています。 次回の開催は 2022年7月18日 10:00 AM です。

  • 開催日:

上映作品「夜明け前のうた 消された沖縄の障害者」

昨年公開されたドキュメンタリー映画、テーマは私宅監置です。

1960年代に沖縄各地で撮られた現場写真をもとに、その実態を取材。関係者のインタビューなどから浮かび上がるのは、社会的に無き者にされた被害者の”歌”です。

シンポジウムプログラム

主催者挨拶

小島卓也(日本精神衛生会理事長) 山田圭吾(沖縄県精神保健福祉会連合会)

【第一部】 「時男さんの国賠訴訟に連帯する」

伊藤時男(長期入院国賠訴訟原告)、藤井克徳(日本障害者協議会代表、日本精神衛生会理事)
司会:小浜日登美(自立生活センターインクルーシブ)

伊藤時男さんは、1951年生まれの71歳。 群馬県太田市で暮らしています。趣味は多く、カラオケや絵を描くこと、川柳を作ることなど…。約40年にわたって精神病院で長期入院 を強いられた被害者で、国賠訴訟の原告です。長期入院は、国が隔離収容政策を改めてこなかった不作為によるもので、地域で暮らす人生を奪われたとして、3300万円の損害賠償を求め2020年9月、東京地裁に提訴しました。

【第二部】 「ハンセン病の国賠訴訟に学ぶ」

金城幸子(元ハンセン病違憲国賠訴訟原告)
平良仁雄(同)
山城紀子(ジャーナリスト)
沢知恵(歌手・ハンセン病療養所の音楽研究)
司会:高橋年男(沖縄県精神保健福祉会連合会)

施政権返還50年─未来への回想 国による隔離政策の歴史にどう向き合う

平和と人権を希求した「日本復帰」から50年を迎える沖縄。その想いは複雑です。屋良朝苗知事(当時)は、50年前の記念式典で、「復帰の内容をみますと、必ずしも私どもの切なる願いがいれられたとはいえません。これからもなお厳しさは続き、新しい困難に直面するかもしれません」と述べました。

残念ながら、半世紀を経た今も、これらの言葉は新鮮味を保ったままです。米軍統治下の沖縄では、精神障害者やハンセン病患者への差別的な処遇は日本本土より長期間に及びました。その影響は、施政権返還後も続いています。

他方で、日本社会全体を見渡すとどうでしょう。精神障害者やハンセン病患者への偏見や差別意識は、社会のそこかしこにあります。ハンセン病については、裁判を通して国が隔離の過ちを認め、謝罪と賠償、歴史検証などが取り組まれてきました。しかし、精神障害者の隔離については全く手つかずです。公的な調査は行なわれず、その実態は明らかではありません。形を変えた隔離政策は、長期入院や過剰な身体拘束などとして今も続けられています。

今回、シンポジウムで登壇されるひとり、伊藤時男さんは、40年にわたる精神病院での長期入院により、憲法が定める幸福追求権や居住、職業選択の自由を侵害されたとして、おととし9月から国賠訴訟をしています。この国賠訴訟とつながりたいと思います。

障害のある人や家族のみなさん、医療や福祉に携わるみなさん、多くの学生や市民のみなさんにも参加いただき、精神障害者政策の過去と現在を、これに沖縄格差を重ねながらいっしょに考えたいと思います。そのうえで、“あるべき姿は”“ともに生きる社会とは"を展望しようではありませんか。

時男さんと連帯します ハンセン病国賠訴訟に学びます

この国では、私が生まれる前、この病にかかったと言われた人は、どんなに幼くても、家族と引き裂かれ、どこかの収容施設に連れて行かれ、名前も消され、一生家族を作るのを禁止され、死ぬまで外に出られなかった。

私が生まれた頃、13人の元患者が、「なんで治る病に罹っただけで、こんな理不尽な扱いを受けないといけないの?」と声をあげ、国賠訴訟となった。最初は小さかったその声は少しずつ広がり、沖縄でも熱を帯び、遂には国が国策が間違いだったことを認め、謝った。

そして今、この病が辿った轍を、同じように国策によって精神病院で長く人生の時を奪われてきた人が、歩もうとしている。私の子が生まれた時、そこにはもう、収容型の精神病院はなく、自分の生活を奪われない、そんな世界になるように、ハンセン病施設を退所した方、そして、今国賠訴訟を起こし、声をあげている伊藤時男さんの声を「今」聞きませんか?

人権は、誰か事ではなくて、いつかの私やあなたのために、私やあなたの子のために。
みんなの熱を少しずつ持ち寄ってみませんか?

 

開催日程:2022年07月18日(月)
概要:第78回精神保健シンポジウム・上映 施政権返還50年ー未来への回想~国による隔離政策を考える~
会場:那覇文化芸術劇場なはーと 小劇場
〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地3-26-27
料金:午前─上映会無料 午後─シンポジウム800円(税込み)
日時:2022年7月18日(月)
開場:10時/12時45分
開演:10時30分/13時15分

劇場サイトはこちら

お問い合わせ:沖福連(山田)
TEL : 098-889-4011
Email : terushino(@)castle.ocn.ne.jp
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7月17日(日)オプショナルツアー

定員15名※バスでの移動となります

バスツアースケジュール

12:00 那覇空港出発・昼食

沖縄島北部~私宅監置小屋を見学•関係者のお話など

屋我地島~国立療養所沖縄愛楽園(資料館)見学

那覇に戻る

予約受付:沖福連(山田)
TEL : 098-889-4011
Email : terushino(@)castle.ocn.ne.jp
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伊藤時男さん絵画&詩展覧会

精神病院で40年にわたって長期入院していた
伊藤時男さん(群馬県在住)の絵画と詩をお届けします

伊藤時男さんは、福島県の中学校時代に美術部の部長をしており、入院中もよく絵を描いていました。東日本大震災・原発事故がきっかけで退院したのですが、その後も絵を描き続けています。

那覇市牧志1-3-18 エトワール牧志 101 ※パラダイス通り(駐車場はありません)

時男さんは、‘‘自らの長期入院は、国が隔離収容政策を 改めてこなかった不作為によるもので、憲法が定める幸福 追求権や居住、職業選択の自由を侵害された’’として、おととし9月から国賠訴訟をしています。

7月18日(月・祝)、那覇文化芸術劇場なは一と(小劇場)で、時男さんを沖縄に招き、メインスピーカーとして、シンポジウム『施政権返還50年一未来への回想国による隔離政 策を考える』をおこないます。午後1 時 15分からです(※別途チラシ有)

絵の販売はありません

日程:7月9日(土)10日(日)14日(木)〜17日(日)
午後1時から午後6時(入場無料) 11日(月)~13日(水)は休み
会場:INTERFACE-Shomei Tomatsu Lab.
主催:「国による隔離政策を考える」実行委員会/おきなわ障害者人権センター
協賛:ヤマト福祉財団問合せ先沖縄県精神保健福祉会連合会
予約受付:沖福連(山田)
TEL : 098-889-4011
Email : terushino(@)castle.ocn.ne.jp
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