渡辺秀憲さん(宮城県・71歳)
俺は30年間2つの病院に入院していた社会的入院者でした。そのまま30年間、病院におれば、俺も何もできない廃人に近い人間になっていたかしれません。
ただ、心残りなことがあります。国賠訴訟の勝利の結審を見ずに亡くなることです。国賠訴訟の原告が提訴することと、勝利することで、現在、精神科病院に長期入院を強いられる仲間の何万人かは退院できて救済されると思います。最後が精神科病院の中なんて考えたくもない。
これが日本の精神医療の現状です。これには、色々、問題はありましょうが、俺は、精神病に対しての国民一般の偏見と、国のこれまでの精神医療への無理解の歴史とそれに同調し続けてきた国の責任が一番と思いますが、皆さんはどう思われますか。

※渡辺さんは末期癌を抱えながら、精神国賠の原告となることを決意されましたが、2018年12月13日亡くなられました。

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第3回口頭弁論

第3回口頭弁論は6月29日火曜日、東京地裁103法廷で11時からです。いつものように、1時間前の10時にロビー集合です。
この口頭弁論から、国の示した訴状に対する認否への反論が始まります。これからが本番です。
ぜひお集まりください。