ケアの脱家族化

親のいる間にケアを脱家族化する制度と実践を求めて 日本の障害者施策は、親によるケアは必ず消滅するという自 明な事実を直視した制度設計となっていない。その結果、「地 域移行」や国際的にみられる「ケアを担う家族への支援」と は全く逆に、親による...

知的障害者施設潜入記

織田淳太郎 本書は、とある知的障害者施設への「潜入記」である。最初は潜入記など書くつもりはなかった。乞われるまま、あまり気乗りもせず入職したところ、「ひどい内実を知ってしまった」というのが、ペンをとるきっかけになっている。(「はじめに」より...

かごの鳥──奪われた40年の人生を懸けた精神医療国家賠償請求訴訟

伊藤時男:著古屋龍太:編 本書には時男さんの人生がぎっしりと詰まっており,それとリンクして日本の精神医療の構造的問題が鮮やかに浮かび上がります。 読みやすいインタビューが中心ですが,原告・代理人の意見陳述や訴状など,貴重な裁判記録も収録され...

精神医療改革事典

高岡健 (監修), 岡崎伸郎 (監修), 古屋龍太 (監修), 第4次「精神医療」編集委員会 (編集) 精神医療改革運動に関わってきた精神科医・看護師・PSW、当事者や福祉関係者による精神医療改革に特化した事典。精神医療改革の実際を担ってき...

精神病棟40年 (宝島SUGOI文庫)

時東 一郎:著織田 淳太郎:解説 精神病棟に暮らす時東一郎さん、60歳。16歳のときに統合失調症を発症して以来、入退院を繰り返しながら実に40年以上もの歳月を、病院の厳重な管理のもとで暮らすことになりました。「電気ショック」の懲罰、一瞬にし...